眼の色が左右で異なることをオッドアイ(虹彩異色症)と言います。人間や他の動物にもみられますが、特にネコ、中でも白ネコに多くみられます。
オッドアイの原因は?
虹彩の色は、メラニン色素の量で決まります。少なければブルー色に近づき、多ければ銅色に近づきます。つまり何らかの原因(遺伝子の突然変異等)で左右のメラニン色素の量が異なることで、オッドアイになるのです。特に色素細胞が少ない個体に多く発症します。
その他、後天的な例では病気やけがによって瞳の虹彩が損傷したことにより、オッドアイになるケースもあります。
後天的な原因でオッドアイとなった場合は、ダメージを受けたことにより視力などに影響が出ることもありますので、各専門医に相談することをお勧めします。
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オッドアイと短命の関連について
オッドアイのネコは聴覚障害を持っている確率が高いそうです。特に、白毛で青眼のオッドアイのネコに多いといわれています。主に青い眼側に聴覚の障害が出ますが、もう片方は正常な場合が多いです。
自然界で生き抜くための大事な五感に障害があっては、外敵からの襲来や狩りの際に大きなハンデとなることでしょう。
しかし、家で飼われているネコに関しては、それほど影響はないと考えてよさそうですね。
このように短命との関連性については、おかれている環境や状況に大きく左右されると思います。
その他、先天性の場合は遺伝子の突然変異が原因となることから、他器官にも何らかの先天的な異常を抱えていることもあるようです。
オッドアイは魅力的!?
先ほど紹介したように、オッドアイは人間にも表れることがありますが、確率は非常に低いです。
日本人がオッドアイになる確率は、0.0001%程度といわれています。そして色素細胞の量が少ない欧米人(白色人種)の方がアジア人に比べ発現する確率は高いそうです。
かなり稀有な存在ですね。
左右の瞳の色が違うことで神秘的な感じを漂わせ、引き込まれるような魅力を感じませんか。
まとめ
〇オッドアイとは、眼の色が左右で異なることをオッドアイ(虹彩異色症)と言います。
〇オッドアイの原因
・先天的…遺伝子の突然変異で左右の眼のメラニン色素の量が異なることで、オッドアイになります。
・後天的…病気やけがによって瞳の虹彩が損傷したことによりオッドアイになります。
〇白毛で青眼の先天性オッドアイのネコは聴覚障害を持っている確率が高いです。
〇先天性の場合は、遺伝子の突然変異が原因となることから他器官にも何らかの先天的な異常を抱えていることがあります。
〇短命との関連性については、おかれている環境や状況に大きく左右されます。
〇オッドアイは人間にも表れることがありますが、確率は非常に低いです。
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