冬バテとは
冬に起こる体調不良のことで、よく聞く“夏バテ”と似た症状を引き起こします。
寒暖差が大きくなることで自律神経の働きが乱れ、心身の不調を引き起こす状態です。この状態が長引くと免疫力が低下し、風邪やインフルエンザ等の感染症にかかりやすくなります。
冬バテの症状
主な症状に慢性的な倦怠感、頭痛や肩こり、不眠や食欲不振等が挙げられます。
精神面では、憂鬱感や意欲の低下、集中力が続かなかったり物事が楽しめない等の症状があります。
冬バテに効果的な対処法
体を温める
寒暖差が原因と思われるため、外出時などは防寒対策をしっかり行いましょう。特にマフラーやネックウォーマーで首元をしっかりと守り、冷やさないことが重要です。
また、少しぬるめのお湯にしっかりと温まるまで浸かることで、リラックスでき冷え性や疲労の回復の効果が期待できます。
適度な運動やストレッチを行う
汗ばむ程度に適度な運動やストレッチを行うことで、気分転換でき血行も促進されます。運動不足になりがちな冬場だからこそ、意識的に体を動かすことを心掛けましょう。
バランスの良い食事摂取
栄養バランスのいい食事をとるようにしましょう。
また、体を温める作用のある根菜類やショウガ、ニンニク、味噌、ナッツ類等の摂取も心がけましょう。
生活リズムを整える
規則正しい生活を送ることで自律神経の働きを整えましょう。睡眠をしっかりとり、早起きすることで体の調子を整えることができます。また、朝起きてすぐ日の光を浴びることも大切です。日光浴はビタミンDの産生を促します。
おわりに
冬バテに限らず、体の不調は様々な病気の誘発につながります。
“しっかり食べてよく動きよく寝る”は、かなり的を得た言葉だったんですね。
食べて、寝て、動いてこれからも日々健康に過ごしましょう。
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